平成28年度 学力向上事例紹介





学力向上を図るための取り組み(H28小学校)
川崎町立川崎小学校


1 本校の課題
  <学力の課題>
     ○低学力傾向の児童の割合が、まだまだ高い。

             NRT学力検査結果     H26年度末  H27年度末  H28年度末
          5段階評定で1の児童の割合    14%     12%     10%
          5段階評定で2の児童の割合    34%     27%     26%


2 経営目標(短期)

     川小ドリカムプランの具現化をめざし、基礎学力の「獲得・定着・基盤向上」
    をねらいとする取り組みを通して、一人ひとりが大切にされる教育を推進する。


3  取り組みの概要
 ○ 重点策(川小ドリカムプラン3本柱)・・・・「基礎学力の獲得、定着、基盤向上」
  @ 基礎学力の獲得策
    「学びの共同体」理論を軸とした授業改革を積極的に行い、確かな学力の育成を図る。
    ・「対話・交流による学習集団づくり」を進めるなかで、子どもの言語認識力を高め、教師の授業力を向上させるための研修の充実を図る。

   A 基礎学力の定着策(鍛ほめメソッド推進)
   低学年における家庭・地域と連携した家庭学習支援や中・高学年における補充学習を充実させ、基礎学力の定着を図る。
      ・チャレンジ教室、学びっこ教室の開催日数を大幅に増やし、獲得した学習内容の定着を図る。
      ・百ます計算、音読、漢字コンクール等の陰山メソッドプランの推進。

   B 基礎学力の基盤向上策(鍛ほめメソッド推進)
   体育・スポーツ活動や読書活動を充実させ、体力と言語力の育成に努め、基礎学力の基盤向上を図る。
     ・スポコン広場を活用した運動、サーキットトレーニング等の取り組みを組織的に行い、基礎体力を継続的に向上させる。
    ・読書の木や読書祭り、家読など読書活動を充実し、言語による認識力を高め、学力基盤の向上を図る。

 ○ 重点策を支える取り組み
   @個に応じた支援の充実
       特別支援学級や通級指導教室を充実させ、個別の支援が必要な児童に対応できる体制を整備する。専門機関の方を毎月招聘し、児童
   一人ひとりの「見取り」を丁寧に行い、きめ細かな指導を推進する。

  Aコミュニティ・スクールの推進
       学校と地域(保護者・地域住民等)が目標を共有し、一体となって地域の子どもたちを育んでいくことで、子どもの豊かな育ちを確保するととも
   に、地域に開かれた信頼される学校づくりをめざす。

  B「チーム学校」の推進
       SSWの活用に限らず、学校の教職員がチームとして連携協働しながら教育活動を推進していける組織を構築していく。




学力向上を図るための取り組み(H28中学校)
添田町立添田中学校




1 学力向上を目指した授業改善
   研究主題に基づいた授業改善を図る。生徒が学習の主体者となるために、具体的には、「問いづくり・思考づくり・価値づくり」のある授業構成を取り
 入れると共に、思考づくりの段階で、目的 ・観点・方法・根拠等を明確にした「学び合い」を位置づける。


2 基礎学力定着のための取り組み
  基礎学力の定着に向けて本年度は以下の3点を実施する。
(1) 反復・徹底学習、習熟度別・課題別学習の取組
       単元において、反復・徹底学習を取り入れると共に、町費雇用講師と連携し、習熟度別・課題別学習を行い、基礎学力の定着を図る。

(2) フィードバックタイム(自習)の充実
       朝自習の際に「学び合い」を取り入れると共に、帰りの自習の際に確認テストを行う。

(3) 学習コンクールとの連携
       フィードバックタイムの問題を活用した学習コンクールを定期的に実施する。


3 ふくおか鍛ほめメソッドとの連携
  学習意欲の向上のために、本年度は以下の2点でふくおか鍛ほめメソッドと連携する。
(1) 自己最高得点(平均点)更新生徒の表彰
       学習コンクールや定期考査において、自己最高平均点記録を更新した生徒に対して、全校集会で表彰を行う。

(2) 英検・数検・漢検の取組と表彰
       英語検定、数学検定、漢字検定を実施し、受検した級に合格した際は、全校集会で表彰すると共に、合格証のコピーを掲示板に掲示する。